【悲報】竹田恒泰氏、『日本国紀』に鎮魂歌を捧げる【反日リベラル本】

問題の所在

さてとうとう明るみになった百田尚樹『日本国紀』の反日性、それは大変驚愕すべきものです。本ブログでも度々言及してきましたが、それらの要点をまとめれば次のようになります。

  1. 王朝交替説を認める。現在の皇室は、皇位簒奪者であり悪逆非道な第26代継体天皇から続くものであり、それ以前の王朝とは断絶がある。
  2. 魏志倭人伝の歴史性を高く評価し、それとは逆に『古事記』『日本書紀』の歴史性を低く評価する。邪馬台国が日本最初の統一王朝である。そして狗奴国が邪馬台国を打ち破って大和王朝を確立、さらにその後、熊襲が大和朝廷を滅ぼして権力を掌握した。
  3. 「男系」を「天皇の親が天皇」と理解してしまい、歴代天皇のうち数名を皇位不適格者認定して皇統を破壊する。

この三説は、いずれも記紀神話の時代から続く万世一系の皇室の正統性を根本から否定するものであり、いわゆる左翼・リベラル史観に基づくものです。

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『日本国紀』を竹田恒泰氏の主張と照らし合わせると…

一方、保守論客の一人、竹田恒泰氏は、このような記紀における神話と天皇を排除しようとする史観を大変厳しく非難しています。「神話と天皇をタブー視した人々への鎮魂歌」という論文で次のように述べています。

神話と天皇を葬ろうとした人が、いかに根拠なくいい加減な主張を繰り替えしてきたかを述べて来た。ただ、そもそも日本神話は「真実」を語り継いできたものであって、「事実」であることのみから価値を見いだしてきたわけではない。
神武天皇から今上天皇に至るまで皇統が連綿と続いてきたことは、集合無意識に刻まれた「真実」である。そのことこそが万世一系の本質であると思う。

 竹田恒泰「神話と天皇をタブー視した人々への鎮魂歌」『敗戦後遺症を乗り越えて』育鵬社, 2015

このように、記紀に基づく皇統を字義通りに重んじる竹田恒泰氏にとって、『日本国紀』史観は受け入れられるものではありません。氏の言葉を借りれば、この『日本国紀』史観は「神話や天皇を葬ろうとする動き」であり、しかも「根拠なくいい加減な主張」であり、戦後に「革新勢力が主張」した意見と同じ、ということになります。

このように『日本国紀』の史観は、竹田恒泰のそれと相容れないものです。未だ竹田恒泰氏は本書に対するコメントを発表されていないようですが、必ずや真正なる保守として『日本国紀』に筆誅を下すことでしょう。これで下さなければ保守論壇は議論を交わす場所ではなく、お仲間同士の互助会に堕してしまうでしょう。

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