【日本コピペ紀】「第一次歴史教科書問題」もWikipediaコピペ改変

どうなっているのやら

百田尚樹『日本国紀』のコピペ問題はまだまだ収束の糸口が見えていません。今回、GEISTE氏が見つけたコピペ箇所は「歴史教科書問題」の箇所です。

 比較テーブル

早速、比較テーブルをあげます。赤字は逐語的一致、緑字はタイルを離れて一致が確認される箇所です。

『日本国紀』pp. 481-482Wikipedia
これは六月二十六日付朝刊各紙報じた記事がきっかけとなった。具体的には、昭和前期の部分で「日本軍が華北に『侵略』」とされていた記述が、文部省(現在の文部科学省)の検定によって「華北へ『進出』」という表現に書き改めさせられたというものだったが各新聞の1982年(昭和57年)6月26日付朝刊が、日本国内の教科用図書検定において、昭和時代前期の日本の記述について「日本軍が華北に『侵略』」とあったのが、文部省(現在の文部科学省)の検定「華北へ『進出』」という表現に書き改めさせられた報道され日本と中国、韓国との間で外交問題に発展した。これは第一次教科書問題といわれる。
当初はさほど大きな問題とはされていなかった。ところが、七月二十日頃になって再浮上し、以降、マスメティアで「歴史教科書改」キャンペーンが展開されるようになる。
七月二十六日には、中国政府から日本政府に正式に抗議が行なわれ、……。
当初は大きな問題として扱われていたわけではないが、7月20日前後から「歴史教科書改ざん」キャンペーンが展開され7月26日に中国政府から日本政府に正式に抗議が行われた。
この時初めて、日本の歴史教科書の記述内容が、中国・韓国との間で外交問題に発展した第一次教科書問題しかし当時の文部大臣小川平二はこれに際し、「外交問題といっても、(教科書については)内政問題である」という真っ当な発言をし、国土庁長官松野幸泰「韓国の歴史教科書にも誤りがある」「韓国併合でも、韓国は日本が侵略したことになっているようだが、韓国の当時の国内情勢などもあり、どちらが正しいかわからない」などの正論を述べたが日本のマスメディアからは大きなバッシングを受け、韓国の大きな反発を呼び込むこととなるこの問題に関連して、小川平二文部大臣「外交問題といっても、内政問題である」などの発言をし、松野幸泰国土庁長官「韓国の歴史教科書にも誤りがある」「日韓併合でも、韓国は日本が侵略したことになっているようだが、韓国の当時の国内情勢などもあり、どちらが正しいかわからない」と発言をしたことから、韓国からも強い反発も招き、韓国の『東亜日報』は21日のトップ記事で侵略美化を憂慮する報道をした
八月二十六日、事態収拾するため、官房長官宮沢喜一「『歴史教科書』に関する宮沢内閣官房長官談話」発表するが、中国韓国はさらに反発し、結局、翌日、小川文相国会の文教委員会で、「隣接諸国との友好親善に配慮すべき」との一項目を教科用図書検定基準に加えると表明することとなる。この問題解決するため8月26日『「歴史教科書」に関する宮澤喜一内閣官房長官談話』発表されたが、中国は「宮沢官房長官談話には満足しうる明確かつ具体的是正措置がなく、中国政府はこれに同意できない。」と回答、同日、小川文相国会の教科用図書検定調査審議会への諮問に「隣接諸国との友好親善に配慮すべき」との一項目を加える表明したことで、……韓国政府も「日本政府の 努力を多とする」と回答して、外交的には束した。
外交上、他人に配慮して事をめたかに見えたが、これをきっかけに、今日まで続く文部科学省教科用図書検定基準の中に「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること」という近隣諸国条項が追加され、歴史教科書に韓国に配慮した記述が増えていく。……文部科学省においては、教科用図書検定基準の中に「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること。」という近隣諸国条項の追加が談話と連動して行われ、文部省内は中国と韓国に関する教科書会社の記述は全て認め訂正は無しにせざるを得ないという雰囲気に陥った。……
ところで、この問題のきっかけとなった前述の報道は、文部省記者クラブ内の一人の記者勘違い(意図的にやった可能性もある)から始まった誤報で、検定での書き換えの事実はなかった。なお、この問題のきっかけとなった報道は誤報であり、その原因は文部省記者クラブの合同取材に拠るもので、一人の記者勘違いした内容を取材に参加していた各メディアが一斉に報道したためであるという主張もある。

進行プロットが全く同一で、Wikipediaを撮要しながら『日本国紀』を仕上げたことが容易に想像できます。逐語的一致のみならず、プロット上の一致も問題視されることは、司馬遼太郎の小説プロットを剽窃した池宮彰一郎の事件が思い起こさせます。

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1 個のコメント

  • 極右攻撃には私も協力したいものです。
    内容的に誤っている部分、ファンタジーな部分もありますでしょうか?

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