安倍首相、皇太子殿下に「新元号」を手土産にすり寄る 冷え切った関係改善を目指す

新元号と安倍首相

「新元号」発表が近づきつつあるにつれて、何が選ばれるのか国民の関心を集めつつあります。決して皇室の話題は眞子さまと小室圭さんの結婚延期だけではありません。

その一方で、安倍晋三総理は自分の名前を「新元号」に入れるのではないか、これまで慣習を破り漢籍ではなく国書から「新元号」を選ぶのではないか、など実しやかに囁かれています。

そんな中、『週刊新潮』(2019.3.14号)には、現在、ギクシャクしている官邸と皇室の関係を改善するために、安倍首相が皇太子殿下に「新元号」の手土産を持ってご機嫌取りに伺っているとの記事「「候補案」を手土産に「皇太子」に急接近! 「安倍総理」の野望が透けた「新元号」の舞台裏」が…。

近頃の『週刊新潮』にしては珍しい、首相批判な内容になっています。

異例の皇太子殿下に内奏

今回取り上げられているのは、2月22日に行われた皇太子殿下への内奏(面会)。時の首相が天皇陛下に内奏することは時々あるそうですが、皇太子殿下と二人きりでの面会はかなり異例とのことです。

「総理が国内外の情勢などについて陛下にご報告する内奏はしばしば行われ、その前日の21日にも皇居に参内しています。ですが、皇太子きまと二人きりでのご面会はきわめて異例。この日は元号案そのものには言及しなかったようですが、決定までのプロセス、つまり4月1日の流れについて総理が説明をし、加えて情勢のご報告、とりわけ5月末のトランプ大統領の来日も話題に上ったとみられます」(政治部デスク)

『週刊新潮』(2019.3.14号)「「候補案」を手土産に「皇太子」に急接近! 「安倍総理」の野望が透けた「新元号」の舞台裏」

またさらに、今後も複数回にわたって東宮御所を訪ねる見通しだとのことです。どうやらこの折に「新元号」を手土産代わりに提示するのだとか。

「御代替わりに向け、いっそう踏み込んだお話が取り交わされると思います。また、その流れの中で総理が、絞り込みつつある元号案をいくつか皇太子さまに提示するのではとみられている。そこには当然、国書由来の“肝煎り案”も含まれていることでしょう」(政治部デスク)

『週刊新潮』(2019.3.14号)「「候補案」を手土産に「皇太子」に急接近! 「安倍総理」の野望が透けた「新元号」の舞台裏」

保守派から支持を集めている安倍首相が、あえて伝統と慣習を破って、漢籍(中国文献)ではなく国書(日本文献)から元号を選ぶというのは何か矛盾を感じますね…。

保守派というのは、たとえそれが伝統と慣習であっても、中国由来のものには拒絶反応を示すのでしょうか? そんなこと言い出したら、究極的には、和製漢字か平仮名の元号にしなければいけなくなりますね(笑)

官邸と皇室の冷え切った関係

このような異例ともいえる皇太子殿下への「すり寄り」の背景には、官邸と皇室の冷え切った関係改善の目的があるとか。

陛下の強いご意思とともに進められてきた女性宮家構想も安倍政権では立ち消えとなり、さらには、

「憲法や沖縄の置かれた状況について、陛下がお誕生日会見などで、あたかも安倍政権に異を唱えるかのようなニュアンスで言及なさる場面も、いくつかお見受けしました」(政治部デスク)

そうした“軋轢”の中でも最たるものは同年7月、陛下の「『生前退位』のご意向」が突如、NHKで報じられたことだった。

「一連の動きは政権には正確に伝わっておらず、関知していないところで物事が進み、それが実現に至ることに官邸は強い不快感を示しました。実際にその直後には“報復”として、かねて疎ましく思ってきた風間長官を事実上の更迭へと追い込んだのです」(政治部デスク)

『週刊新潮』(2019.3.14号)「「候補案」を手土産に「皇太子」に急接近! 「安倍総理」の野望が透けた「新元号」の舞台裏」

確かに今上陛下はリベラル的傾向が強い方であり、保守的色彩の強い安倍首相と冷戦状態にありました。

また生前退位について陛下は皇室典範の改正を望まれましたが、官邸界隈や保守派を自称する勢力の猛烈な反対にあい「一代限りの特例法」によって対応することになりました。これに陛下は大変な不快感を示されたといいます。

保守というのは皇室を敬うことを基調としているはずなのですが、どうしてか皇室に全く敬意を払わない。親の心子知らずとはこのことでしょうか?

皇室との関係改善と、裏の思惑

このような内奏の裏には、皇太子殿下との関係改善のみならず、上皇となられる今上陛下や、ここのところ問題発言が多い秋篠宮殿下を牽制する目的があるとか。

「次代では皇室とのギクシヤクした関係をリセットし、円滑に物事を運びたいとの思いが官邸、ひいては総理に強くあります。そのためにはまず、皇太子さまとのコミュニケーションに心を砕き、陛下や“物言う皇族”の秋篠宮さまのように政権にチクリとなさることのないよう、気持ちを通わせ合いたいとの思いがあるのです」(前出デスク)

『週刊新潮』(2019.3.14号)「「候補案」を手土産に「皇太子」に急接近! 「安倍総理」の野望が透けた「新元号」の舞台裏」

たしかに陛下のみならず、秋篠宮殿下の「大嘗祭を簡素に」発言などは、官邸からすれば横槍を入れられたようなものでいい気持ちはしなかったでしょう。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏も、安倍首相は皇太子殿下との関係改善に注力しているとの指摘。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は、

「陛下は生前退位のご意向を官邸に伝えることで、十分な準備ののち早い時期にご退位され、かつ国民生活にも影響のないようにとお考えだったのに、実際には安倍政権の消極的な対応のおかげで、その通りには進まなかった。皇太子さまとの積極的な面会は、皇室との距離を縮めたいという考えによるもので、換言すればそれだけ今上天皇とは距離があったということです」その上で、「新元号について、総理の口からあれこれ意向が出てくるのはどうかと思います。為政者が個人的な思いで元号を決めるなど、あってはならないはずですが……」

『週刊新潮』(2019.3.14号)「「候補案」を手土産に「皇太子」に急接近! 「安倍総理」の野望が透けた「新元号」の舞台裏」

しかしこれまで極めて常識的で良識的な御発言の多かった皇太子殿下が、そうやすやすと安倍首相に篭絡されるとも思えませんが…。

ひとまず「新元号」のなかに「安倍晋三」の文字が入っているかどうか、国書から選ばれているかどうかで、次の時代の様相を占えるかもしれません。

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2019年3月10日


4 件のコメント

  • >今上陛下はリベラル的傾向が強い方であり、保守的色彩の強い安倍首相と冷戦状態にありました。

    安倍首相に保守的色彩なんか全然無いよ

    安倍首相がやっている事はリベラルの中のリベラルしかやらない事ばかりだよ:

    ・中国人移民を大量に受け入れ、日本を中国小日本省にしようとしている

    ・日本人に小学校から英会話を勉強させて、日本企業の幹部が全員アメリカ人になった時に困らない様にする

    ・福祉や年金・医療費にかかる予算を減らして財政赤字を無くす

    ・公共事業や水道等をすべて外資に開放し、日本の資産をタダ同然で国際金融資本に払い下げる

  • グローバリスト≠リベラルと思います。
    ところで新元号「神経」は如何でしょう?
    妙に敏感だったりとんでもなく無神経だったり忖度や圧力に翻弄される今の時代にピッタリだし、国産だし。

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