【日本国紀】新事実「編集部がコピペをして、百田尚樹氏が泥をかぶった」の嘘八百

日本コピペ紀の真相

かつて当ブログのメインコンテンツであった『日本国紀』

それは様々なドラマを生み出しました。特に話題となったのはウィキペディアやYahoo!知恵袋、新聞記事などから相当量の無断転載(コピペ改変, 剽窃)が見つかったことです。小説家がコピペして作品をつくっていたとあっては、これほど恥ずかしいことは中々ありません。

副読本の内容などからして、おそらく有本香氏の関与が濃厚であることを当ブログでは報じていましたが、 なぜこのような珍事が起きたのか謎が多く残っていました(関連記事)。

過日開かれた『百田尚樹チャンネル オフ会』で、その過程が明らかにされました。次のような発言が有本香氏からあったとか。

な、なんと校正の段階で編集部の勝手な作業によってコピペが入り込んだとのこと。

追記:実際には、有本氏は“私達”がコピペした旨の発言をしたそうです。

【日本国紀】有本香氏にコピペ主導の疑い。本件を問い合わせたところ即ブロック【執筆のプロセスに関する考察】

2019年1月1日

リアリティーのない「リアリティーショー」

すでに百田尚樹氏は剽窃した事実を認めているわけですが、それも「他者の責にせず泥を被る役を引き受けた」と言う美談に昇華させるテクニック。泣ける話じゃないですか。

って流石にアクロバティック過ぎでしょ(笑)もうちょっとマトモな「言い訳」が他に思いつかなかったのでしょうか? 作者による100%オリジナルの玉稿に、コピペを混入させる編集部ってヤバいでしょう。ほんとクビものです。

泥を被る役」って著者・百田尚樹で出している以上、泥をまいているのは百田氏自身なんですけどね。

というか「事実確認」でWikiepdiaやら、Yahoo!知恵袋やら、人様の翻訳やらをコピペしたなどと、殆どリアリティーを感じられない「言い訳」なのですが、信者にとってはそういうストーリーでいいのでしょう。

「編集部がコピペをして、百田尚樹氏が泥をかぶった」の嘘

この新事実(?)がリアリティを感じられない「リアリティショー」である理由はこの他にもあります。

版元の見城徹社長は、原稿の段階で二晩徹夜して読み『日本国紀』と名付け、「ジョン万次郎」の逸話に感銘を受けたそうなのです。しかし「ジョン万次郎」のコラム自体はWikipediaと第三者ブログからの剽窃であることが判明しています(関連記事)。

よってこの箇所の剽窃は、原稿の制作段階で百田氏(あるいはゴーストライター)が行ったものと考えるのが普通です。

今回の有本氏による新証言が事実であるとするならば、この剽窃は一体いつ紛れ込んだのでしょうか?(笑)

ここのところ「コピペして何が悪いんだ!」と開き直っていた『日本国紀』サイドですが、本当は物凄く恥ずかしいことだという自覚があったのですね。そのギャップがとても香ばしい事件なのでした。

ネットの声

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17 件のコメント

  • 「校正段階で」って言葉の意味が分かってないようですね。

    「校正おそるべし」と言ったのは福地桜痴だけど、これが本当ならまさに「恐るべし」。

    • 余りにもリアリティなさすぎ(笑)
      幻冬舎の校正は他とは違うのかもしれませんが(笑)

  • 事実確認したらなんでコピペが紛れ込むんですかねえ
    というか、wikiごときを事実確認につかうなら、事実確認などしないほうがマシ

  • 大辞林には「泥をかぶる」って「他人の悪事や失策の責任を負う」ってあるんですけど…責任負ってねえし…

  • 不適切なコピペ批判は損害賠償の責任を負うことを良く考えてね。コメントに対しても賠償責任が及ぶかも知れないです。法律に違反していないか良く考えてね。言論を弾圧していないか良く考えてね。

    • @正しいとは何かさんへ
      その玉稿、じゃなかったご主張は、面と向かって当該の編集者方にお聞かせすべきです。
      弁護された気にはなれないにせよ、きっとお気持ちだけで、涙を流して喜ぶ事でしょう…
      コピペでないと、ご証明出来ればの話ですが。

  • こんな下手な言い訳をして、さらなる疑惑を生むより、記者会見を開いて謝罪し、回収(返金)・絶版を宣言。その上で、今度こそ「蛇のように」見直し修正・加筆(もちろん出典明記等も)して、『新・日本国紀』とかの書名で出版し直すしか道は無いと思うんですが。

    著者、編集者もさることながら、幻冬舎の危機管理能力の無さもまた、驚愕するレベルです。

    ウヨ(もはや保守でも右翼でもない)の思考は本当に解りません。

    • 逆に批判側が引用参考文献その他完璧の日本国紀検証本を書物にしたら刷で逃げられなくなり詰む
      日本国紀の真実でどうだろう

  • 有本さんや編集部が事実確認でWikipediaを参考にして、百田さんの文章を書き換えたってこと?
    「百田さんの文章よりもWikipediaの方がわかりやすいorおもしろい」って判断したってことか。
    そりゃ百田さん驚くでしょ。有本さんからの死刑宣告じゃん。

  • 侵略戦争の泥を、大元帥兼主権者たる昭和天皇が被って?ポツダム宣言を受諾したと言うのに、未だ国粋主義論壇はGHQを罵倒しつつ、WGIPへの責任転嫁を止めないんですよね〜。

  • アクロバティック擁護とはかくあるものと、本件を見て学びました! 普通の精神力では立ってられないので、この論理を展開するには恥の概念を捨て去らないといけませんな。。

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