【日本国紀】茂木健一郎氏、クオリアな書評を発表し、コピペ問題を擁護する【まもなくブロック解除か?】

意識が高すぎる書評

脳科学者、もとい表現者の茂木健一郎氏が、自身のブログ上で『日本国紀』に対する書評を発表しました。

茂木氏らしいクオリアな内容であると思います。

なんと、いきなりウィキペディアのコピペ問題には、本質がないと所信表明。

ウィキペディアの記述が不用意に引用されているとか、増刷した本が本屋に「押し紙」のように置かれているとか、揶揄するコメントを見ていると、きっとそこには本質がないんだろうと感じていた。

そこには」の「そこ」が何を指しているのか意味が解りにくく悪文です。

「コピペは本質的問題ではない」という意で私は理解しましたが、むしろ逐語的には「コピペ問題において本質がない」の意で書いてあります。この「本質」が如何なるものであるかについても説明が無く日本語としてかなり読み難いです。

私の日本語読解能力の限界を感じました。申し訳ない。

「コピペ問題」よりも「アマゾンレビュー」を重視

また「コピペ問題」より「アマゾンのレビュー」に重きを置く解釈学を展開。

もちろん、引用のプロセスをきちんとやることは大切だけれども(ぼくは、文章を書くときには一切何も見ないで自分の脳から出てくる文字列を記すことにしている。つまり、システム的にコピペ的なことは起こらないようにしている。そもそも一字一句正確に記憶することなどできないし。)、一方でアマゾンのレビューの星は高く、ベストセラーになっているわけだから、良いところがある本なのだろうと思った。

どうやらコピペ問題を擁護しているようですが、参照元明示は著作権法に定められていることなので、常識として守るべきことです。まして論文などで参照元を明示しなければ、研究不正の誹りを受け、科研費応募資格を失うなど様々な制裁を受けます。 「脳科学者」を称しているのに、あまりに軽率な発言です。

またアマゾンのレビューが高評価だったので「良いところがある本」と評価していますが、これはもうポピュリズムの典型でしょう。

曲がりなりにも「脳科学者」を称している知識人なのですから、コピペ粗悪本に迎合する反知性主義の台頭を嘆いてほしいものです。

日本語の意味が不明確な評価

さらに評価は続きます。

また、従来、日本を語るときに、「もののあはれ」とか、「和」(十七条憲法)とか、あるいは「見立て」とか、「序破急」とか、「常若」とか、いろいろなコンセプトが援用されているけれども、個人的にはそのようなコンセプトワークのディープラーニング的深まりをもう少し読んでみたかった(というか、無意識のうちにそのようなものを期待していた)という気がする。

……。

すいません。何を言っているのかよく解りません…。

「もののあはれ」というコンセプトワークのディープラーニング的深まりって、具体的にどういうものでしょうか?

ヘイトはダメ

日本語が高尚であるためその真意は不明確であるものの、どうやら茂木氏は『日本国紀』に比較的高い評価を与えているようです。しかしヘイト的要素はだめとのこと。

改めて思ったのは、日本を肯定的に語るということと、近隣諸国の悪口は切り離して、前者のみにフォーカスし、さらには近隣諸国のユニークな価値をリスペクトすることの大切さ。

近年の日本では、日本肯定と、近隣諸国への悪口がパッケージになって受容されているところがあって、それはぜひ切り離した方が良いのだと思う。

これは当然ですね。愛国とヘイトが結びついているのは保守最大の悪所です。

まとめ

このように茂木健一郎氏の『日本国紀』書評は、あまりに日本語が高尚であるため、その内容を十分に理解することが叶いませんでした。

ところで茂木氏は百田氏からブロックされているそうですが、この書評を百田氏が読んでその真意が理解できればブロック解除してくれるかもしれませんね。

ところで、ぼくは百田尚樹さんには何かがきっかけでツイッターをブロックされていて(@メンションとかをしたわけではない)、百田さんのツイートはアカウントからサインアウトしないと読めないのです。

 

参照記事:茂木健一郎「百田尚樹さん『日本国紀』を読んだ感想。」

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7 件のコメント

  • この人、松本人志ディスった後に「ワイドナショー」に呼ばれてたけど、松本人志にヘコヘコ平謝り、言い訳の繰り返しで本当にみっともなかった。叩かれたら簡単に意見を翻す人なんだなと。
    日本国紀のAmazonレビューは高評価が圧倒的多数だから、世間(ネット)から叩かれにくそうな方に寄せただけだと思う。
    著作権に対する意識についても、「申告漏れ」騒動からわかる通り、とてつもなくいい加減な人で、法令遵守の精神があるのかどうかも疑わしい。「申告漏れ」はそれぐらい悪質だった。
    なのでこの人の言説は私の中で無価値です。

  • 茂木さんの元記事を読んで。わたしの理解、感想。

    ※ツイッターで日本国紀を揶揄している言論は、日本国紀の内容に対する本質的な批判になっていない←…コピペとか部数についての指摘は手法に対する問題の提起であって、内容と関係ないのは当たり前では?
    ※書店での反応は考えすぎじゃないですかね…。ただ茂木さんに気付いただけではないのかと思いました。
    ※日本国紀は人間として自然な動機で書かれているし、アマゾンレビューも高いので言われている程悪い本ではなく、良い所も多い本だと思う。しかし、他国を否定的に記している部分はよくない←アマゾンレビュー、他国を否定してる部分を喜んで、高い星付けてる人がいる印象。個人的に。
    ※コンセプトワークのディープラーニング的なんちゃら………通史では難しい←ここは私も良く分からす、茂木さんの意図を誤解してる可能性も高いのですが、様々なコンセプトで多面的に詳細に歴史に対する評価、掘り下げをして欲しかった…?そもそも通史の意図は歴史の流れに対するディープラーニング的なんちゃらなので、おっしゃられる通り、詳細部分の掘り下げは難しい部分もあるでしょうね……………?わからん。
    ※ツイッターブロックされている。これはどちらでしょうかね?
    1.ブロックされているから百田さんのツイートは見ていない。
    2.サインアウトの手間をかけて百田さんのツイートを見ている。
    どちらとも取れる文章ですね。…頼まれたらブロック解除してくれるみたいなので、この記事を百田さん読んだら、ろだんさんのブロック解除してくれるかもですね(*´ω`*)

    書評というより、話題の本読んだよ~って感じのふわっとした記事ですね。
    私はカバーのデザインを気軽に楽しみたいので、購入する書籍にはカバーを付けない派です。…早朝から長文書いてみたヒマ人でした。すみません。今後は静かに暮らします……。

  • 私は百田の「いつブロックしたか忘れたが、たぶん悪口言われたから」というツイートに驚き。言論人としての資質を疑わざるを得ない。

    いくら批判しても無駄なわけだ(笑)

  • そこに本質がないって言ってるのであってコピペ擁護をしているわけではないだろう。
    読み手の日本語読解能力の問題ではなく理解しようという努力が足りないのでは?

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