【日本国紀】幻冬舎、有田芳生議員へ謝罪要求。断れば裁判へ【当ブログにも言及】

幻冬舎が有田議員に謝罪要求

本日(1/22)、幻冬舎が、弁護士を通じ、有田芳生議員に対して謝罪要求を突き付けました。それを有田氏が次のように紹介。

ここに至る話の流れ

有田氏が公開した幻冬舎側の抗議文は全体が映っておらず、何が問題となっているのか解りにくいです。しかし、どうやら

  • 有田氏が「コピペ話題本」とツイートした本件ツイート
  • 当ブログの記事を有田氏がリツイートした本件リツイート

という二つが「虚偽の風説の流布」に当たると抗議しているようです。この二つがやや解りにくいので、これまでの話の経緯をまとめます。

本件ツイート

まず有田氏は、1月12日につぎのようなツイートをしました。

これがコトの起こりとなる「本件ツイート」であり、幻冬舎はこれが「虚偽の風説の流布」にあたると判断したようです。

本件リツイート

この有田氏のツイートを受けて、幻冬舎サイドは有田氏に罵詈雑言を浴びせる過剰反応を示しました。

この一方で、編集者の五十嵐茂氏が、この『日本国紀』をめぐる不可解な状況から「書籍取次会社と出版社による押しつけ配本談合」があるのではないかとFacebook上で指摘。それを有田氏も次のようにツイッター上で報告していました。

この有田氏と五十嵐氏の両指摘、および有田氏ツイートに対する幻冬舎側の過剰反応をまとめたのが、当ブログの以下の記事「【日本国紀】幻冬舎側が書店に本を押し付けていると指摘【配本談合】」です。

【日本国紀】幻冬舎側が書店に本を押し付けていると指摘【配本談合】

2019年1月13日

そして、この記事はツイッター上にシェアされ、それを有田氏もリツイートしました。

この有田氏のリツイートが「本件リツイート」です。

以上の「本件ツイート」と「本件リツイート」が違法行為だというのが幻冬舎の判断であり、「虚偽の風説の流布」にあたると判断したそうです。

焦点は既に本当に訴訟を起こすのかどうかに

さて、幻冬舎の文章によれば、もし一週間以内に有田氏が謝罪しなければ民事訴訟を検討すると書いてあります。しかし既に見てきたように、有田氏は謝罪する気は無いようですから、幻冬舎が言葉通り訴訟を起こすのか否かが焦点となっています。

なお、増刷の度に本が送りこまれてくることは、専門誌『本の雑誌』でも話題になっていますから、何らかの事実を反映した情報と判断することには説得力があるでしょう(関連記事)。

また、幻冬舎は「虚偽の風説の流布」と主張していますが、当ブログへ削除要求などは未だ何も来ていないことを此処に明記しておきます。

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2019年1月13日


13 件のコメント

  • こんばんは、すでにご存知かもしれませんがユーチューバーの方のレビュー。
    「日本国紀完全レビュー!コピペや内容錯誤の議論についても徹底解説!」
    https://youtu.be/6L7QLyP4Syw

    幻冬舎から依頼された弁護士団は訴える相手先が多く今後大変ですね

  • 有田氏の本件ツイートには具体的な書名や社名が挙げられていない…ですよね?
    少なくとも私にはそのようには見えないんですが。
    「眼光紙背に徹す」とはこういうことなのか…
    個人的には安倍総理の『日本国紀』に対する感想が気になるところ。

    • 安倍さんが上げた画像、本の帯には部数入ってないですよね。何刷なんでしょうかね。…誤った記述がある本を何十万部も売って総理にも読ませてしまうのは虚偽の風説の流布ではないのか…?

  • 弁護団の皆さんは、法定でコピペ疑惑(笑)を釈明する羽目になるのですね〜(遠い目)。
    Wikipediaの記事作成者ご歴々にも、参考人として出廷して頂く羽目になるかも…

  • 「風説の流布」で刑事罰に問うとか、大きく出ましたねw
    そういえば参議院議員の青山繁晴先生も選挙期間中、文春を刑事裁判で訴えるとか、張り切ってらっしゃいましたけど、当選された途端文春のぶの字も言わなくなりましたねえ。そろそろ判決が出てもおかしくないと思うんですがw

  • すげー。通知書に「『ろだん 論壇ネット」と称する」とある。
    たまげたなあ。

    ぜひとも有田議員を提訴して、事実関係を公開の場で明らかにしてほしい。

    そういや、有本さん()って、朝日新聞が小川榮太郎氏を提訴した際「言論封殺」とかツイートしてましたよね。その後の小川氏の金銭スキャンダルで縁を切ったのかもしれませんが。まあ、有田議員は公人だし、私はSLAPPとかは言いません。

    言いませんが、ここにアヤつけてきたらSLAPPだと騒ぎますよ(ニヤリ

  • はじめまして
    どの記事にコメントしようか迷いましたが、「押しつけ配本談合疑惑」に触れている最新記事ということでこちらにコメントします。
    幻冬舎が取次と談合することはおそらくないと思います。
    なぜなら、幻冬舎は、取次を介さずに直接書店に配本する「特約店制度」というものを独自に作っているからです。
    特約書店からの売り上げは、幻冬舎の売り上げの70~80%になるそうです。
    つまり別に取次と談合しなくても、幻冬舎独自の判断で書店に本を押しつけることが可能なんです。
    ここで不思議なのは、見城社長は有田氏の発言に反応して、「店は届いた本が売れないと判断したら、その本を店頭に出さず、そのまま取次に返品すればよいのです。取次は発売した出版社に返品し、出版社の経営は悪化します。」とツイートしたことです。
    実際には幻冬舎は多くの出版物を取次を通さずに配本しているのに。この特約店制度についてあまり語りたくないのでしょうか?
    特約店は150法人・4500店舗というから、大手チェーン書店の多くが幻冬舎の特約店になっているのでしょう。
    「Sランクの20店」「Aランクの30店」「Bランクの450店」「Cランクの4000店」とランクがつけられており、年度始めには「販売目標確認書」を幻冬舎の営業局と交わすというので、書店側に売り上げノルマがあると考えていいでしょう。
    取次を介さない特約店への配本を幻冬舎は「指定配本」と名付けているそうです。
    「増刷のたびに、まだ売れ残っている書店に配本を繰り返す版元など聞いたことが無い。」と五十嵐茂氏はおっしゃっていましたが、幻冬舎の花立氏によると「重版においてもデータに基づいたパターン配本を行ってます。」とのことなので、幻冬舎の指定配本では「あり」なんでしょうね。

    以下は某巨大掲示板の百田スレからのコピペになりますがソースです。
    幻冬舎の販売戦略の解説であり、kowa-com.co.jpの二つの記事では幻冬舎の花立融氏(現在は取締役)が発言しています。
    (kowa-com.co.jpは、幻冬舎の販売管理システムを担当している光和コンピューターのwebサイトです。)

    第21回 光和出版セミナー 出版システム活用の実際 
    開催日 平成21年11月18日(水)
    http://www.kowa-com.co.jp/jirei-new-a/21kai-seminer-gentosha.html

    幻冬舎における「ミリオンセラーの方程式」※出版業界紙 「新文化」 2013年3月7日号より
    http://www.1book.co.jp/004997.html

    出版ERPシステム(販売管理システム) ㈱幻冬舎 ( 文化通信bBB 2017/4/3掲載)
    http://www.kowa-com.co.jp/jirei-new-a/pdf/20170403-gentosha.pdf

  • 正直なところ、単なる脅しの可能性が高いと思います。本気で訴訟する気なら、こんなツイートをして相手を警戒させて、あれこれ訴訟内容を予測させてしまうよりも、黙って内容証明を送る方がいいからです。
    とは言え、訴訟する可能性が全くゼロというわけではないですが。

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