アゴラ社長・池田信夫氏、『日本国紀』の死体蹴りを続ける。「読むのは時間の無駄」「韓国と似ている」

『日本国紀』への酷評は続く

昨日、アゴラ社長の池田信夫氏が、『日本国紀』に対して「かなりお粗末」「おもしろくなかった」「劣化版」と表現する書評を発表しました(関連記事)。

これに対して百田尚樹氏は大激怒。

池田氏が共産党って(笑)

再び『日本国紀』を死体蹴り

百田氏の怒りもなんのその、池田氏の死体蹴りは続きます。

なんと今度は自身のブログで「百田尚樹氏の「負のナショナリズム」は韓国と似ている」という題で書評を発表。なかなか本質をえぐれていると思います。

まず、池田氏は、「共通の敵」を作るという点で、『日本国紀』も韓国も同様の負のナショナリズムを強調していると指摘します。

私の『日本国紀』の書評に、著者がお怒りのようだ。誤解のないように付け加えるが、私は百田氏が右派だから批判しているわけではない。「日本は戦後ずっとアメリカに支配されている」というルサンチマンは、孫崎享氏のような左派とも共通の対米従属史観である。それがまるでナンセンスというわけでもない。

百田尚樹氏の「負のナショナリズム」は韓国と似ている

彼らは今も、韓国の経済発展が立ち後れたのは日帝支配のせいだと考えている。そこでは日帝という共通の敵が設定され、その被害者として国民のアイデンティティが定義されている。

百田尚樹氏の「負のナショナリズム」は韓国と似ている

つまり、『日本国紀』においては対米従属史観を敵と認定することで、韓国においては日帝支配を敵と認定することで、結束力を高めているというのです。

『日本国紀』の戦後史は反米的か?

この池田氏の指摘は大変興味深いものです。たしかに『日本国紀』の戦後史においては、様々な形で対米従属史観が目の敵にされています。

問題は日本が独立したあとも70年近く、GHQの洗脳が続いてきたという陰謀史観である。憲法が改正できないのも日本人が誇りをもてないのも、GHQの刷り込んだ「自虐史観」のせいだというわけだ。

百田尚樹氏の「負のナショナリズム」は韓国と似ている

池田氏は『日本国紀』の戦後史についいて「反米的」と理解している節があるのですが、もしそうだとしたらより表現を厳密にする余地を残していると思います。

私は、『日本国紀』の戦後史部分は、GHQの洗脳を唄いながらも、それほど反米的ではないと思っています。というのも戦後史で叩かれるのは「自虐史観」を植え付けてGHQではなく、むしろWGIPに洗脳されたと認定される朝日新聞やら日教組といった「反日日本人」(と定義されるもの)だからです。

ゆえに『日本国紀』の戦後史における「共通の敵」は、より具体的には反日日本人ではないかと考えています

読む価値がない、被害者妄想とまで…

池田氏から殆ど存在価値を否定されてしまった『日本国紀』。

ツイッター上では「読むのは時間の無駄」とまで…。

さらには「被害妄想」とまで。

ただしこれには事実誤認があると思います。いまWGIPはネトウヨに大人気のテーマです。

池田氏の書評はまだまだ続くそうなのでとても楽しみですね!

参照記事:百田尚樹氏の「負のナショナリズム」は韓国と似ている

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4 件のコメント

  • 「『醜い韓国人』の正体が醜い日本人だった」という落ちが付いた事がありますが、池田氏は本物の元構成員としてNHK批判を継続して然るべき立場です。
    日本国紀への死体蹴りのみならず、比喩表現であれ専門外である筈の韓国への批判に固執する辺り、『時間の無駄』がお好きな様ですね…

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