【日本国紀】呉座勇一「批判者に対して匿名だの罵詈雑言だのと難癖をつけるのは筋違い」【当ブログが引用される快挙】

『日本国紀』監修者の謎の弁明

先に『日本国紀』監修者・久野潤氏が謎の自己弁明をiRONNAに掲載しました。

その内容は、『日本国紀』の完成度の低さを顧みない、あまりに厚顔無恥なもので、当ブログではこれを徹底的に非難しました。

【失笑】『日本国紀』監修者・久野潤氏、自らの無能さを証明する書評を発表【iRONNA】

2019年1月7日

なんと呉座勇一氏が反論

久野潤氏はiRONNA記事のなかで、呉座勇一氏にも次のように難癖をつけていました。

朝日新聞では12月4日より毎週火曜に、冒頭で挙げた『応仁の乱』の著者でもある呉座勇一氏による「呉座勇一の歴史家雑記」で『日本書(ママ)紀』批評が展開されている。その初回では「さぞかし過激な内容だろうと予想していた私は正直、拍子抜けした」とあるが、はて一体どのような内容を「予想」したのであろうか。

百田氏は12月18日発売の『FLASH』でも述べている通り、「日本人が自分の国や祖先に誇りを持てる歴史書」を書こうとしたのであって、別に過激な(特異な?)歴史観で衆目を集めようとしているわけではない。12月11日付でも呉座氏は「私の見る限り、古代・中世史に関しては作家の井沢元彦氏の著作に多くを負っている」と指摘するが、すでに校正段階で筆者もその件で百田氏に直接尋ねたところである。自らの知見に基づいて部分的に井沢説を採りつつ論を展開するのは、百田氏の著作である以上自由であろう。

百田尚樹『日本国紀』をコンナヒトタチに批判されたくない(iRONNA, 2019.1.6)

これを受けて、難じられた呉座勇一氏が、言論サイトのアゴラにて「『日本国紀』監修者・久野潤氏の反論に応える」を発表して応答。

その仔細は実際にお読みいただきたいと思いますが(リンクは記事末尾)。なんとそこで当ブログが引用されました!(本記事で言いたいのはそれだけ)

気になった一文の引用、およびコメント

一連の批判に対し、『日本国紀』著者の百田氏や担当編集者の有本香氏は「嫉妬」「暇人」「揚げ足取り」などと揶揄する程度で本格的な反論は行っていない。

いやほんと御説ごもっとも…。

太平洋戦争で日本が「ベトナムとカンボジアとラオスを植民地としていたフランス」を相手取って戦った、という記述(初版本、391p)は些細なミスでは片づけられない致命的な錯誤である。

これと関連して当ブログが引用されております。というか「初版本」とあえて書くところが何とも…。

昭和戦前期の政治外交を専門とする久野氏がゲラをチェックしたにもかかわらず、このような致命的な誤りが残ったのだとしたら、久野氏は歴史研究者として己の力不足を反省すべきであって、批判者に対して匿名だの罵詈雑言だのと難癖をつけるのは筋違いであろう。

いやはや全くですね。

加えてコピペ問題は客観的に判断できるものなので、匿名・記名は関係ないでしょう。

まとめ

今回、呉座氏は記名で反論されたわけですから、久野潤氏が真摯に回答されることを祈ります。

って絶対に回答しないだろうけどね。

以下の記事を併せて参照ください。

参照元記事:呉座勇一「日本国紀』監修者・久野潤氏の反論に応える①」

久野潤氏記事への当ブログの反論:

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9 件のコメント

  • 呉座先生のご反論を興味深く拝読しました。
    アホラ(誤記)だけに、研究所フェロー兼おともだち論者の八幡和郎氏が、ず太い首を突っ込んで来るのが楽しみです。
    そもそも、支持者による『匿名での罵詈雑言』を嗜めるどころか、粗暴な文体及び論説の手本を示して来たのが久野氏です。
    批判者に剽窃された気がするなら、「コピペしないで頂きたい」と仰るべきでしょう(苦笑)。

  • 私はこのブログに丁寧な言葉で反論を書き込むと「アホ」と罵られます。その罵りは今も続いています。

    • お察しします。
      とは言え、デフォルトネームの『匿名』ですと、「丁重な長文の様でも、コピペの改変による書き捨てではないか」という疑惑を招き兼ねません。
      政府の施策や政権の方針、及びそれらの主導者による主義主張を称賛する各界の著名人に対しては、権力監視引いては批判の一環として、「権力及び権力者のみならず、その追従者も同じ穴の狢だ」という論説が存在します。
      一方、あなたを含む?無名の支持者に関しては、彼らと違って特別待遇に基づく物理的な権益等得ていない訳ですが、寧ろ無名の一環として匿名を使用し、その無責任さを活かした文体も論旨も粗暴な意見で、自己完結的なそれを求める傾向があります。
      少しでもその様に映る要素があると、権力監視引いては批判の一環であれ、文体も論旨も粗暴な批判を蒙り兼ねません。
      先ずは、『入る言葉が美しいと、出る言葉も美しい(朝鮮の諺)』といった趣旨のHNを使用する等、ご自分で出来る範囲から初めては如何でしょうか?
      ウェブ虐め的にお見做しであれば、「被害者に反省を求めるのか」とご不満に思われるにせよ…

  • いつもブログ更新お疲れ様です。
    著者が反省し、誤りを認めるまで頑張って欲しいです。応援しています。(父の本棚に日本国紀があって悲しい気持ちになりました)

    一つだけ気になった誤字
    久野氏の記事引用の初めの方で、「日本国紀」であるべき所が「日本書紀」になっていると思います。

  • 前に出ていた松蔭大学の澤田先生もそうですが、観光ってのはおいしいアカデミズムなんですかね。
    んでトンデモに染まりやすいとか? いや、一般化しちゃいけないのだろうけれど「パワースポット」とか変なツアー組んでいるのを見るとなんというか。澤田先生の強烈な学歴コンプレックスにはちょっと驚きました。

    そういや有本香も「旅行雑誌」のへんしゅうしゃ、だったですな。

    私も定年退職後はそういう道を目指すかw いろいろ書けるぜw

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