小林よしのり氏、『日本国紀』と「幻冬舎」を評す。

小林よしのり氏、とうとう呟く

小林よしのり氏が、自身のブログの中で『日本国紀』と版元の幻冬舎を揶揄するコメントを発表しました。

幻冬舎はウィキをコピペして記述した歴史本を誇らしげに売っているが、情けない限りだ。
万世一系だから素晴らしいと言いながら、王朝交代説を支持しているという、日本の歴史を全く分かっていない記述まである歴史本らしい。
そんな本を大量に売る幻冬舎だが、『日本が売られる』は良書だ。これは100万部売れてもいいと思う。

ゴー宣ネット道場:堤未果『日本が売られる』は読んだ方がいい(2019.1.3 16:04)

今後に是非期待…

今回はブログの記事ということもあり、非常に短い言及ですが、『日本国紀』(およびその版元の幻冬舎)を揶揄するコメントであることに間違いないでしょう。今後の展開が期待されます。

『戦争論』を世に問い数多のネトウヨを生み出した小林よしのり氏にこそ、『日本国紀』を論駁する責務があると確信します。

個人的な話で恐縮ですが、私は小林よしのり氏と歴史認識という点では一致しない箇所が多いのですが、『東大一直線』『東大快進撃』以来のファンであったりします。そんな個人的な思いからも期待せざるを得ません。

参考リンク:ゴー宣ネット道場:堤未果『日本が売られる』は読んだ方がいい(2019.1.3 16:04)

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8 件のコメント

  • びんぼっちゃまは、前半分だけの服を着ても開き直らずに『落ちぶれてすまん』と釈明していましたね。
    ねとうよっちゃまは、ノンポリティカルな作品の時点で盗作や捏造が暴露されていましたから、やはり開き直らずに「落ちぶれたわけじゃないがすまん」と釈明すべきでは…

  • 少なくとも小林よしのりはコピペをしてる訳ではないし、参考文献もきちんと明らかにしている点で百田とは一線も二線も画すと思う。パール真論を作るにあたり膨大なページ数の原典を翻訳していたし
    毀誉褒貶はあるかもしれないけど、ここまで誠実な作家は日本広しといえど、この人くらいじゃないだろうか
    暗殺もされかかっており、言論に命をかけている点では一流だと思う。じゃなきゃ西部も井上も一緒に本を作ってみようという話にはならなかったんじゃないの

    • >ここまで誠実な作家は日本広しといえど、この人くらいじゃないだろうか

      小林よしのり氏は、以前、戦争論の中で、日中戦争における中国軍側の便衣兵戦術について描いた箇所で、ネタ元になってる書籍の内容を、かなり誇張・歪曲化して描いて、中国軍側への憎悪を煽るようなことしてたこと指摘されされてて、
      そこまで、「誠実」とは言えないと思う。

  • 小林氏はブログで【戦争論がネトウヨを生み出した】という言説も批判してますが、それについては完全無視?

      • 日本の空気が変わる嚆矢になったのは確かだと思う
        ネトウヨを産み出したと言えばそう言えるだろうけど、どの時代にも落ちこぼれみたいな人が情けない自分に下駄をはかせるために戦争論を使って理論武装してた部分もあると思う

        戦争論のテーマは個と公がテーマであり、これについても議論が必要になるのではないか。大江さんと辺見さんがそのテーマに真っ向から対峙てたと思うけど、歴史修正主義ばかりが取り沙汰される割には以外にも、戦争論の本丸を言及した記事って案外少ないんじゃないか。表層を読んだだけで、やれ日本はよかった悪かった議論で終始している点に関しては右翼側も左翼側も、多かれ少なかれ反省すべき点だと思う。本丸を攻めよう

        管理人さんはなにをもって小林よしのりがネトウヨを産み出したのか、その点について具体的な統計やデータを出しつつ論考した記事を書けば、読みごたえのあるものが作れると思う
        どちらかと言うと、自分、読みごたえのある記事が読みたいだけの残酷な読者やからね

        中国に関しての言及がでたのでもう一点。かつては中国や北朝鮮に対して大手メディアが軒並み忖度していた時代もあったし、政権側も見て見ぬふりをしていた時代があったけど、結果としてそれが戦争を近づけてしまった側面があると思う。ヘイトを煽るわけじゃないが、国家の戦略として、国民統合のために明確な悪意を日本に向けている、戦前の日本のような隣国が確かに存在していた点も背景にあったことも、そしてその諸悪の根源となった、未だに歴史に裁かれずにいる欧米の帝国主義への考察もあれば、分厚い論功ができると思うのだが

  • >小林氏はブログで【戦争論がネトウヨを生み出した】という言説も批判
    今のネトウヨ層とは必ずしもイコールにはならないかもしれないんですが、『沖縄論』を上梓した2005年前後から、戦争論から保守思想に入ってきたと思われる若者達が、2chハングル板を経て極度の嫌韓に傾いていくさまを小林氏が強烈に批判するようになっていった事は覚えています。在特会が結成されたのは2006年なので、この時期で間違いないと思いますが、こうしたネトウヨとの対立がピークになったのは、2009年におぼっちゃまくんがパチンコ台になった辺りだと思います。

    私個人リアルタイムで戦争論→2chでの嫌韓の流れを経験した者なのでよくわかるのですが、小林氏は「自身の著作が『嫌韓というモンスター』を生み出してしまった」という自覚があったからこそ、ネットの保守層全般の批判を行うようになったのではないかと考えています。嫌韓というワード自体も戦争論かゴーマニズム宣言のどちらかで描かれていて、それによって初めて存在を知りましたし。90年代の後半から2000年代前半に掛けて保守思想に入った人たち、特に当時学生だった現在30台後半から40台前半の年齢層の方は、戦争論からそのまま嫌韓に入った人が多いんじゃないかと思いますよ。

    • 嫌韓を産み出した、というより嫌韓を産み出しやすい余地を作ったのだと私は思います

      個と公という核心部分がおざなりにされ、センセーショナルな部分が取り沙汰されて、日本は悪か善かの議論で終始している部分においては残念であると思います。戦争論においては1998年当時の小林のまだ未熟な部分もないではないが、それでも大江らが本気で検証してみようと思わせるほどの水準はあった訳で社会現象とまでなった訳であるのですから今一度ちゃんと取り組まないといけないテーマであると思います

      嫌韓の空気が作る土壌となったのは、ワールドカップ2002の時の韓国選手団の対応を始め、嫌韓論の出現、そして決定的に日本の空気が変えたセウォル号事件の官民あげての杜撰な対応などの複合的な状況が重なったからだとおもいます。日本と同様、ムラ社会とポピュリズムの幼稚な面がこれでもかというくらい見せつけられ、私も韓国に対してはとうとう悪い印象を持たざるを得ませんでした(日本も既にそうなってしまったのが私としては悲しいのですけど)。
      また、小泉改革により結果として貧富の差が拡大したことから社会に多様な議論をするだけの余裕を奪ったこともあいまって、ルサンチマンをためやすく、過激な議論を招きやすい状況があったことも付け加えねばならないでしょう

      これは断定してもよいかもしれませんが、戦争論が悪いと言うだけでは、事の根幹は解決しません

      全て朝鮮人が悪いのだといっているネトウヨ層の言論の裏返しともとれてしまい、正しい検証が必要です

      管理人さんにもう一言
      小林よしのりがネトウヨを生み出したとまで断定をしておられるのだから、読者の側としてはそう断定しうるだけの判断材料が揃っているものと信用しております
      しかし小林憎しなど色々な気持ちの複合体で、根拠なく感情の高まりやその場の空気だけで仰られているのなら、今まで書いてきた記事の信用問題となるはずです
      ですので一度、百田さんの欺瞞を暴ききれましたら、小林よしのりを徹底的に検証してみては如何かと
      プロフェッショナルならば、言葉に対する重みはそのまま商品に対する信用と等価なので、例え避難を伴ってでも本来はやってもらわなければならないところですが、そこはアマチュアの一線があるため、管理人さん側の判断に委ねられる余地はあります

      ネットは一種の公共的な空間だから、見ているひとは見ているものなのです
      些細な一言で言いがかりをつけてくる連中に対抗するには、細部の発言にまで検証を重ねて自信を持つこと以外に他ならないと思うのです

      今、管理人さんが進めておられる百田さんの日本国紀検証から百田さん欺瞞を炙り出す作業こそ、まさにそれなのではいでしょうか

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